遮音性能の「 Dr-** (D-**)」とはなにか??

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☝備考☝

遮音性能の「Dr-**」というのはその物(防音室、防音マット、遮音シートetc)を使用した場合、何dB(デシベル)静かになるのか?という数値です。
防音室で例えると、防音室の中から出した音が、外に出た時にはどれくらい減ってるか、がDrの基準になります。
つまり、数値が低いと遮音性能が低く、数値が高いと遮音性能が高くなります。
人の話し声の芯よりも少し低い音程の部分、「500Hz」を基準に何dB減衰したかどうか、で測定されています。

dB(デシベル)とは何か??

デシベルとは、音の大きさの単位です。少しややこしいのでざっくりとしか説明しませんが、目安になる例を挙げておきます

音の大きさ 大きさの例
0dB 全然聞こえない。人間じゃ聞こえない限界の小ささ
4dB ほんの少しかすかに聞こえる程度
10dB 静かな呼吸音
20dB 木の葉の触れ合う音。時計の針の音
30dB 郊外の深夜。静かにささやく声
40dB 静かな図書館。静かな住宅の昼。
50dB 静かな事務所。クーラーの音。
60dB 一般的な会話レベル。
70dB 騒々しい事務所。騒々しい街頭。
80dB

電車の車内。ピアノの演奏の音。目覚まし時計

90dB

犬の鳴き声(4~5メートル)。稼働中の工場内。カラオケの部屋の中

100dB ガード下で電車が通るときの通過音。
110dB 自動車の警笛。
120dB 飛行機のエンジン音

こんな感じになります。

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