防音室を自作する前に、色々と考えないといけないことがあります。
自分で作って後悔しないですか?
一度作り始めたら引き戻せません。
無計画で進めて、失敗をすれば巨大な粗大ごみになる可能性もあります。
それを解決する為に色々と考察をしていきましょう。
防音室の仕様を決める
防音室を自作する前に少し考えてみました。
- 防音室を使う目的は?
- 使う場所(置く場所)は?
- 使う時間帯は?
- 防音室の広さは?
- 高さは?
- 予算は?
これが決まっていないと防音室作りが始まりません。
防音性能が高くても狭くては快適な空間とは言えなくなってしまいますので、必要最低限で、かつ、ある程度快適なスペースができるよう作製していきます。
防音室を使う目的が「歌を歌うだけ」の場合、防音性能はそれ程高くなくても大丈夫でしょう。
「サックスや管楽器を吹く場合」は厳重に防音性能を上げなくてはいけません
「ドラムを叩く場合」は防音室自体が揺れないような施工をしなくてはいけません。
また、使う場所(防音室を置く場所)が屋外になる場合は防音室内につながる電源ケーブルは防水をしなくてはいけませんし、屋根、壁にも防水、防湿の施工が必要になります。
私の場合は、、、
Q.防音室を作る目的は?
A. アコースティックギターの演奏、歌を歌う、スピーカーで楽曲作成、音楽鑑賞
Q.使う時間帯は?
A. 24時間(笑)
Q.使う場所(置く場所)は?
A. 部屋の中
Q.防音室の広さは?
A. 2畳程(約2メートル x 2メートル)
Q.高さは?
A.使用中、頭がぶつからなければOK
Q.予算は?
A. 10万円 程度
こんな感じになりました。
『予算10万円、、少し高いかな?』
初めはそう思いましたが10万円出して24時間自由に楽器演奏ができる・歌える・スピーカーで音楽を聞ける空間が買えるなら全然安いものです。
そもそも10万円かかるか分かりませんし、ネットで見ると4万円ちょっとで防音室を製作した方がいらっしゃいました。ですので、予算を約10万円で防音室を作ろうと思います。
作製する防音室の目標
防音性能 | Dr-35(後のページで説明が入りますが、Dr-**についてはこちらを参考にしてください) |
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防音室内の広さ | 約2畳(1.8メールx1.8メール) |
防音室内の高さ | 防音室の高さに依存 |
防音室の高さ | 屋根上限-20cm程 |
防音室の製品として有名なものにYAMAHAのアビテックス(Avitecs)というものがあります。
「自作した防音室」と「YAMAHAのアビテックス」、メリットデメリットを検討してみます。